オ バルキーニョ
O Barquinho
愛知県名古屋市緑区ほら貝1丁目78−1   [ 地 図 ]
052―878―9211          [公式サイト
 ※情報が古くなってきているので事前確認をオススメします※

営業時間 11:00〜15:00[ラストオーダー14:00]
18:00〜23:00[ラストオーダー21:00]
休 業 日 月曜日
駐 車 場 15台[無料]※他に第二駐車場あり
客 席 数 20席[テーブル20席]
※他に着席100名収容のパーティルームあり
喫  煙 禁 煙
化 粧 室 男女別[非常にきれいでスタイリッシュ]
来 店 日 2006.09.01.Fri
      注1)掲載されている値段(原則税込)などの情報は来店当時のものです
      注2)最新の情報については来店前に各店舗へ確認することをお奨めします
      注3)管理人のコメントは参考に留め、御自分の五感でお確かめ下さい
 名古屋市緑区にある戸笠公園の向かいに建つ、レストランウェディングも可能なフランス料理店。
 大きな看板などはなく、誤って通りすぎてしまうことも少なくない【写真右】。
 外観は体育館や市民会館のようにも見えなくもないが、シンプルでスタイリッシュな造りになっている。
 1階の駐車場に車を停め、2階に上がっていくと大きな扉があり、店内に入ると、照明を落としたシックなエントランスでスタッフが上品に向かえてくれる。
 テーブルに案内されると、すでにグラスやお皿が置かれ、各テーブルは余裕を持って配置され、
その整えられた情景を見るだけで、料理への期待が高まった【写真@】。
 スタッフの対応は非常に上品で、そうかといってかしこまった堅苦しさはなく、テーブルへのエスコートを始め、料理の出し引き、お手洗いへの案内までとても良かった。
 特筆すべきは食器類にも気を使っている点で、温かい料理には温められた食器、冷たい料理には冷やした食器を使用する。また、ナイフやフォーク類はテーブルに出す前に1本ずつ汚れがないかなどのチェックをしてからテーブルに並べる対応には感服した。
 注文時には苦手な食材の聞き取りもあり、メニューの解説も大変判りやすかった。好感度、満足度は非常に高い。もしもレストランウェディングをお考えならば自信を持ってオススメしたい。

 さて、前置きが長くなってしまったが、食のレポを書いておくと、来店時に注文したのは[ランチメニューB \3,700]。内容は前菜2品、主菜2品、本日のデザート3品、自家製パン、コーヒーと充実している。
 前菜は「First courses」から1品、「Second courses」から1品を選択する。


 まずはFirst courses3品の中から【フォアグラのミルクレープ仕立て カシスのエッセンス 写真A】をチョイス。フォアグラを練り込んだクレープをカシスのソースが大人の味に仕立てるシェフオススメの一品で、前菜とは思えない繊細で風味の豊かな料理。
 Second coursesの前には焼きたての自家製パンが出され、種類は少ないが、どれもふっくら温かく、焼き立てならではの贅沢な美味しさを味わえる【写真B】。パンについては追加は自由だが、食べ過ぎると主菜までに満腹になってしまうのでご注意を。

 そうこうしているうちにSecond coursesの前菜が運ばれてきた。
 4種類の料理から選択するが、【軽くスモークした小鴨とネギのパスタ 写真C】は少量だが、“鴨がネギを背負って”の言葉のままに旨味が詰まっており、【秋刀魚のリゾット 写真D】はフレンチというより和風の味付けで、旬の素材の旨味を生かした美味しさだった。

 すでにこの時点で至福の思いではあったが、主菜の2品と本日のデザートがさらに満たしてくれた。
 主菜の2品は5つの料理から選択。まずは魚系から【ロゼに仕上げた戻りカツオと生姜のフリット ブールルージュ 写真E】、【蒸し上げた甘鯛と山芋のムース ミツバと酢橘の軽いジュ 写真F】をそれぞれ注文。どちらも食材の旨味を十二分に引き出し、新鮮なカツオの食感と甘鯛の淡白ながらも優しい風味は絶品。

 メインディッシュの肉料理には、脂の少ない【飛騨豚肩ロースのロティ 野菜のヴィネグレット仕立て 写真G】と“クシュ”っという音が耳に伝わるほどの食感の良い【仔羊背肉のオーブン焼き ローズマリー風味 南仏野菜添え 写真H】をチョイス。
 飛騨豚は焼肉定食のようにも見えなくはないが、一口食べるとそんな思いは一掃される。脂が少なく、絶妙な味付けと歯応えの良い焼き加減で、南仏野菜と一緒に味わたい。また、羊を使った料理は当たり外れがあるが、仔羊の背肉は脂が少なく、味付けも絶妙で極旨だった。


 メインディッシュが終わったときには既にお腹は余裕がないほどに満たされていたが、本日のデザートのためにスプーンが3本並べられると不思議と隙間が現れた。別腹とはよく言ったものである。
 デザートは全部で3種類。1品毎に順番に出され、それだけでも贅沢な気分を味わえた。【柑橘を使ったフローズン 写真I】、ちょっと苦味のある大人の味の【自家製プリン 写真J】。最後は濃厚な抹茶アイスの上に上質のモンブランが乗った【抹茶アイスとモンブラン 写真K】と、ランチとは思えない贅沢なラインナップに感動するばかり。
 所要時間もディナーに負けず劣らずの約2時間。筆者が自信を持ってオススメする2時間4千円の至福の時。誕生日や結婚記念日などの節目の記念日などに特にオススメです。

 あまりの感動と驚きと幸せに珍しく長々と書いてしまいましたが、最後はビシッと締めておきましょう。スタッフの方々、心からありがとう。ゴチでございました。